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春と若竹牛すじ煮

春と言えば皆様何を連想されますか?

ふきのとう、タラの芽、うど、竹の子、わらび・・・。そんな山の幸でしょうか?
釣り好きな方ならメバル、カサゴ、ハタ、シロギス・・・。

そんな中、忘れがちですが、はまぐり、帆立、あさりなどの貝類に、ひじき、昆布といった海草類。
この時期の、貝や海草たちはほんとうに柔らかく、爽やかな磯の香りを伴って正に旬。

ちょっと前の青海波のメニューに、「葉山産のひじきと春玉葱のマリネ」というものがございました。
お召し上がりになったでしょうか?

これは女将が個人的に大好きなメニューの一つで、初物の葉山産ひじきがはいったので、店主に「是非!」とメニューにしました。
ひじきと玉葱だけではございません。
これまた、出来立ての柔らかい宮崎産切り干し大根、地場産の人参、春ピーマンを千切りにし、全てを合わせマリネにいたします。
いわゆる惣菜のひじきとは違ってサラダ感覚でお召しいただけるのが特徴です。
私たち野菜不足の折、これに茹でたほうれん草やサラダ菜などを混ぜさらにバージョンアップしたひじきサラダにして、ビタミン補給いたしました。
さて、ひじきの話はこの辺で。

今回はやはり柔らかい春の若布を竹の子、牛すじと共に煮ました。
若竹牛すじ煮です。
例年、若竹煮はメニューにございますが、今回は牛すじもあわせてみました。
牛すじが入ることで、澄んだ端麗な出汁にとろみと深みが出ます。

以下妄想。

4月に入ったとはいえやはりまだ春冷えする夜。
小さな暖簾をくぐって「ごめん」と一人カウンターに。
来福のぬる燗と、刺し1人前を店主に頼むと、ゆっくりとメニューに目を通す。
「竹の子木の芽焼きはこの前食べたから、今日はこの若竹牛すじ煮にしようか」

新鮮な刺身を堪能した後、温かい若竹牛すじ煮が出た。
さくさくとした竹の子から春の香が鼻腔をくすぐる。柔らかい若布はたっぷりあってつるりと喉をくぐっていく。それらが和仕立ての牛すじに合わさって深い旨味の鰹出汁となっている。

出汁を味わい、深々と息をつく。
身体が芯から温まったところで、浜千鳥の冷をもらうとほろ酔いだ。
くだを巻いてひどい酔っ払いにならぬうちに勘定を頼み席を立つ。

外は肌寒いものの、春の夜の甘やかな香りが夜気に充満している。

春宵一刻正値千金 故人燭をとりて夜遊ぶ 真に故在也


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