Entries

坂本龍馬


↑司馬遼太郎「竜馬がゆく」あとがき

昨年から司馬遼太郎の「竜馬がゆく」を読んでいて1月12日に竜馬の死を迎え読み終えた。
別に幕末に興味があったとか坂本龍馬のファンだとか司馬遼太郎が好きとか言うわけではなく、たまたま友人から借りていたサスペンスアクションものを読みおえ、ポカンと読む本がなくなった時、その暇そうな様子をみた店主が、「うちにある竜馬がゆく読めば?」と言うので、じゃ、読んでみっか。と手にとったのが始まりだった。

長い幕末の騒乱の物語だった。
後半になるにつれ物語は何層にも重なり重厚化し、大政奉還というクライマックスに向かって激しくうねりながら加速化していった。
その激しさに食らいつくように、心臓をバクバクさせながら、まばたき忘れて読みかじった。

大政奉還がなって、竜馬が、閉門という受刑で五年間外部と接触できなかった福井の三岡八郎に会いに行く場面は大変印象的だった。
三岡八郎は名を改め由利公正となる。
由利公正は五ヶ条の御誓文を起草し諸官を歴任して明治42年に80才で没したが、「竜馬がゆく」によると生涯この竜馬との再会の感動を繰り返して語ったとある。
これは事実だろうと思った。
なんとなく。
文体が装飾的じゃないからか?

その後有名な近江屋での暗殺が起こって物語は終わる。
店主はこの近江屋跡を京都まで訪ねていったが、コンビニになっていたらしい。

読み終えてまだ余韻が消えず、これはナンなんだ?と自問自答するが、感動とかいうありきたりな言葉じゃなく、竜馬を失った喪失感と「竜馬がゆく」という激流が突如消えた茫然自失感なのではなかろうか。
余韻を噛み締めたいと、あとがき読んだり、再度読み返したりしていたら、1月13日のニュースで、龍馬が殺害される5日前の書簡が高知で発見された。
と、あるではないかっ!
しかも、三岡八郎を新政府の財務担当にすべきだという内容だという。
ななななななんとタイムリーなっ!
こんな偶然あるのかっ!
ビックリして店主に酸欠になる勢いで熱弁をふるい、夜中の晩飯時にも酒を片手に幕末話終わらない。
新撰組新聞などと言う本まで引っ張りだして、アレコレ店主に語り明日は日曜日だと安心して、朝4時まで喋りっはなしだ。
平安、鎌倉、戦国、あたりとは違って、あまりに近々な幕末は情報量が多く史実に近く複雑で興味がつきないのだった。

この熱病にかかったような状態からは簡単に抜けられないに違いないと思いながら、友人に借りた「田村はまだか」を手に取って読み始めたら、面白い‼
ま、面白い本は面白いってことなんだ。な。

青海波は酒と肴を楽しむ店
スポンサーサイト
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
http://seikaiha0727.blog45.fc2.com/tb.php/1032-2cd93682

トラックバック

コメント

コメントの投稿

コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する

Appendix

プロフィール

makotarto

Author:makotarto
小田急線玉川学園前駅南口
徒歩1分

定休日  日曜日
営業時間 18:00~23:00
(LO 22:00)
町田市玉川学園7-5-1
042-728-8758

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QRコード